【メールマガジン】認定資格こども家庭ソーシャルワーカー(SW)(2024/07/10)
こども家庭ソーシャルワーカーとは、こども家庭福祉分野にかかわる相談援助職の資質向上を図るため、「ソーシャルワークの基礎」と「こども家庭福祉分野の専門性」を担保する趣旨で、令和4年児童福祉法改正に基づき、令和6年4月に創設された認定資格です。一定の実務経験のある有資格者や現任者が、国の基準を満たす認定機関が認定した研修等を経て、取得できます。
この認定資格は児童虐待など家庭問題に携わる現任者のスキルアップを図ることを目指す認定資格です。日本ソーシャルワークセンターが認定した研修機関の研修を受講し、試験に合格することで登録することができます。児童相談所の児童福祉司や市区町村のこども家庭支援センターの職員になるための任用要件の一つとして児童福祉法に位置付けられました。児童養護施設などに配置されると、措置費が上乗せされます。こども家庭庁が管轄していますが認定資格であり、国家資格ではありません。
この認定資格の試験が2025年3月9日に行われることが明らかになりました。
<こども家庭ソーシャルワーカーの職域と役割>こども家庭ソーシャルワーカーは、児童相談所や市区町村のこども家庭センター、児童養護施設などの福祉施設、学校などの教育機関や保育園など、こどもや家庭のそばにあるさまざまな場での活躍が期待されています。こども家庭ソーシャルワーカーは、2024年度から始まる新しい資格なので、活躍の場はこれから広がっていきます。児童相談所の児童福祉司やこども家庭センターの統括支援員などになるための任用要件の1つとしても位置づけられています。
◆こども家庭ソーシャルワーカー認定資格特設サイト
◆こども家庭ソーシャルワーカー(福祉医療機構)
https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/fukushiworkguide/jobguidejobtype/jobguide_job66.html
◆こども家庭ソーシャルワーカーパンフレット
https://www.jacsw.or.jp/information/documents/pamphlet_kodomokateiSW.pdf