【メールマガジン】保育分野における事務フロー・データセット等に関する協議会(2024/07/11)

「保育分野における事務フロー・データセット等に関する協議会」は、子育て関連事業者・地方自治体等の事務負担軽減や保護者の利便性向上、ひいては保育の質の向上に向けて、保育分野における手続・業務について、その実態を把握するとともに、ICTを活用した保育業務のワンスオンリー、保活ワンストップの実現を見据え、標準的な業務プロセスや、事務フロー・データフロー・データセット・マスタ等について検討を行うため、こども家庭庁「保育現場でのDXの推進に向けた調査研究事業」の一環として、設置された協議会です。

座長には当協会アドバイザリーボードの吉田正幸先生、構成員には当協会篠崎直人理事が参画しています。

 この協議会の下に【給付、監査、保活】の3つのワーキング・グループが置かれ、それぞれが今年度内に協議が進められていきます。

◆協議会・・・給付・監査・保活の各WGで挙がった議論や調査全体の進め方に対する検討等、全体像を踏まえたご意見を聴取することを目的。

◆給付ワーキング・グループ・・・子ども・子育て支援システムの標準事務フローをベースとして整理した上で、子ども・子育て支援システムの標準事務フローをベースとして整理し、事務フローを作成。

◆監査ワーキング・グループ・・・施設監査、確認指導監査、業務管理体制を各々の対象施設に基づいて整理し、事務フローを作成。

◆保活ワーキング・グループ・・・自治体が利用申請受付や利用決定を実施する、認可保育施設等を対象に整理。ただし、認定申請は、給付の対象施設全体を整理。子ども・子育て支援システムの標準事務フローがある事務はそのフローをベースとし、それ以外については保活ワンストップの目指す姿を踏まえて、事務を整理。

各ワーキング・グループにて議論された結果を、第2回以降の協議会にて確認、議論されていく予定。

 この協議会で協議された成果物(データセット)が、令和7年度後半から令和8年度にかけて運用が開始されることが予定されています。
 現在、ExcelやFAXにて行政とやり取りされている、給付事務や園児の入所に関することはすべてシステム上で行われることが予測され、今後加速度的に保育現場にDX化が推進されていきます。

 保育現場におけるDX化は刻一刻と状況が変化していますので、是非とも情報を収集していただき、法人及び施設での対応をお願いいたします。

不明な点がございましたら事務局までお問い合わせください。

保育分野における事務フロー・データセット等に関する協議会(第1回)