【メールマガジン】韓国京畿道議会教育企画委員が来訪されました(2025/10/14)

 令和7年10月14日に韓国京畿道(ソウル市などを含む地域)より議員と関係者がお越しになり、日本の認定こども園制度が動き始めた社会的背景や政策的必要性、制度導入後の変化など現在の認定こども園に係る制度の説明を行い、韓国の現状についてもお伺いしながら意見交換をいたしました。


 当協会からは王寺直子代表理事と中田貴士事務局長が参加、そして、子ども・子育て支援新制度創設の際にさまざまな会議開会などの座長を務められた、当協会アドバイザリーボードの無藤隆先生にもご参加いただきました。


 冒頭、韓国京畿道議会教育企画委員長からご挨拶いただき、今回の会合を催すことができたことへの感謝の意が伝えられました。
 前半は、中田事務局長より日本の子ども・子育て支援新制度ができるまでの過程と現在の制度の概要の説明を行い、無藤隆先生より、当時の制度を創設していく中での経緯や苦労、参考にしたこと、想いなどを語っていただき、王寺直子代表理事からは、平成10年の『幼稚園と保育所の施設の共用化等に関する指針』から幼稚園と保育所の施設の共有化に取り組んできた苦労や経緯などをお話いただきました。
 その後、議員の皆様から数々の質問をいただき、それに対し、回答しながら意見交換を行いました。議員の皆様からは「韓国も日本の状況と酷似している」という感想をいただき、引き続き意見交換を行っていきたい旨が伝えられました。